GakuKobayashi

アイドル・イズ・デッド -ノンちゃんのプロパガンダ大戦争のGakuKobayashiのレビュー・感想・評価

2.5
とかく冒頭と最後のノンちゃん(ヒラノノゾミ)と、鉄塔のショットが、個人的に最もグッときたのは、その瞬間、この映画のはっちゃけたところが顔を奥に潜めたからかもしれないし、違うかもしれないが、それはどうでもよく、ヒラノノゾミがついさっき、Twitterでスティーブンミルハウザーの小説を購入したと記載していて、この映画を見るならミルハウザーの小説を読むほうが、いいに決まっている。が、しかし、最後にヒラノノゾミが走るシーンを見終わった瞬間に、bisキャノンボールのプールイが走っているシーンを思いだし、それにジーンときたのは、やはりただ走っているだけなのに美しかったからで、この映画のノンちゃんの自転車コキコキのシーンも、美しかった。ただ、自転をこいでいるだけなのに。鉄塔なのに。それだけなのに。
GakuKobayashi

GakuKobayashi