僕が見たのは完全版というか、劇場版ではなくAVとして出てるとんで長いバージョンなのだが、それの冒頭に書いてあるよに、実用的なAVではない。RUNでの競い合いと、SEXでの競い合いがあるのだが、RUNパートからして、かっこいい。高速をぶっとばす車とバイクという絵面とそれを気持ちよく編集していく感じは、かっこよすぎるし、ずっと見てられる。と同時に実は意外と見たことないような絵だったりする。音楽もかっこいいし、とにかくかっこいい。
神谷まゆと嵐山みちるの関係は神谷まゆのAV引退作でも続き、それの仕掛け人はカンパニー松尾だったことを考えると、あれはこれの番外編的な位置づけになると思う。神谷まゆ引退作も実用的なAVとしての機能は非常に低く、むしろ神谷まゆと嵐山みちるの関係についてがメインだった。
RUNだけでもSEXだけでも成り立たない独特にして、夏ならではの爽やかさと、男たちの群像劇というか青春ものてきな感じもあり、長時間飽きずに堪能できる。
SEXのほうで、ドンびく人もいると思うけど、そこは早送りすれば問題ないので、万人にすすめられる作品だと、思いたい。
それにしても、これを見てSEXしたい、よりも、車を高速でぶっとばしたいと思えるし、邦画をみていて車をぶっとばしたいと思ったことがなかったので、RUNシーンももっと取り上げられていいいと思うのだが。
