ひでやん

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のひでやんのレビュー・感想・評価

3.6
エピソード6から30年後の話。

銀河の支配を目論むファースト・オーダー。最高指導者はスノークで、カイロ・レンがフォースの力を操り、組織を率いる。

皇帝ダース・シディアスとダース・ベイダーをスノークとカイロ・レンに置き換えた感じ。

反乱軍対帝国軍をレジスタンス対ファーストオーダーに、デス・スターをスターキラーに置き換えて、旧三部作と同じ事をやっていると思った。

エピソード4のオマージュだよと言われると、「オマージュ」って便利な言葉でズルいなあと思う。ここまで過去のストーリーラインをなぞると既視感ばかりで、旧三部作を越えられなかった。

「フォースの覚醒」というより、
「フォーの複製」という感じ。

ファルコン、そしてハン・ソロとチューバッカの登場は嬉しかったが、新キャラたちに馴染めなかった。

ハン・ソロとカイロ・レンのシーンは、意外とあっけない感じだった。

師弟関係や親子関係でバトルすれば感動の名場面だが、またこのパターンか、と思ってしまった。

ルーク対ベイダー、オビワン対アナキンの名場面を越えられなかった。

映像は凄く綺麗で、単発でこの作品だけ観ると面白いと思う。過去6作品を観ている人は、賛否両論あるだろうと思う。
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