3.11で原発事故を起こした福島へ宛てたチェルノブイリからのメッセージ
手紙ってタイトルにもあるように、チェルノブイリからの一方向
チェルノブイリの事故から現在への道程を、当事者たちの証言を通し伝える
それを踏まえて福島の今後歩むであろう険しい道のりにエールを送っている
が、ほぼほぼチェルノブイリの惨事を淡々と流しており
BGMもピアノ一辺倒で変調しないので飽きてくる
当事者たちも大部分が亡くなっているであろう事から、証言者も多くはなく
事故の大きさと認識に温度差がありなんだか伝わりづらい
ロシアではあの時、こんな事があってこんな対処して国はこう動いてくれたけど、現状はこうだよ
日本は国がこうやって動いた方がいいよ
ってのを行間たっぷりに、使い過ぎなぐらい溜めてメッセージにしている
手紙としては非常に要領を得ない
素直にエールとしてだけ受け取っておこうと思う作品。
事故そのものを知りたいのなら、HBOの『チェルノブイリ』を観た方がイイ
とんでもない
あの日起こった事が如何にとんでもないかが分かる
日本もこんな事があったのにいまだ原発に頼ろうとしているのが信じられない
次に南海トラフかオラフか知らんけど来たら
たぶん全滅なんじゃないか
生活や経済の為ってのもわかるけど、天秤に掛けるにはあまりにもリスクがデカすぎるやろ
ちょっとぐらいみんなで不自由してもイイんじゃない
意外と足りないぐらいが幸せかもよ