『イコライザー』1作目
かつてCIAの辣腕エージェントだったロバートは、引退してホームセンターで働きながら静かに暮らしていた。ある日、彼は行きつけのカフェで少女が娼婦としてロシアのマフィアから虐待されていることを知る。その事態を見過ごせず、目覚めた正義感から怒りを爆発させた彼は、マフィアに敢然と立ち向かっていく物語。
ロバートは昼はホームセンターの従業員として働きながら知人に転職のアドバイスをし、夜は本を片手にカフェでコーヒーを飲みながらのんびりと過ごす☕️
カフェに来る娼婦の少女とたわいもない会話をして気さくに話す心の優しい表の顔と、悪人に対し容赦ない元CIAの諜報員の裏の顔を持つロバートの2つの顔の切り替えが恐ろしい。
相手に改心するチャンスを与える優しさはあるが、それを断ると時計で時間を測りながらカウントしてボコボコに打ちのめす…
相手に絶対負けないという自信と余裕があるからこそとれる行動なんだろうな。
身近にある物を使用して環境によって変化する戦い方は観ていてとても面白い。武器の使用後の描写だけしか映さないシーンは、どんな殺り方をしたのか気になるが、使い終わった武器が全てを物語っている。
蜂蜜の意外な使い方には感心した。
ホームセンターの売り物であるハンマーでさえ使用して血をふき取って戻すのだから面白い。
エンディングで流れるEMINEMの『Guts Over Fear feat.Sia』がめちゃくちゃカッコ良かった!
ただのおじさんが実はめちゃくちゃ強かった系の物語。頭を使わずに気軽に観れる作品。
クロエ・グレース・モレッツがめちゃめちゃ可愛くて癒される。