おやすみなさいを言いたくてのあやっぺのネタバレレビュー・内容・結末

世界から見捨てられた場所を、誰かが見せなければ と主人公レベッカは自分の中から湧き上がる本能が抑えきれず、結果家族は離れていってしまう。
確かに誰かがやるべきであり、誰しもが出来ることではない立派なことだ。他人が見ればそう思うけれど、家族だけで考えれば常に妻が母が死ぬかもと考え続けるのは辛いことだ。理解してあげて、と言うのは無責任だろう。
しかし家族と別れてまで選んだ場所で撮ろうとしたものが、家族を持っているレベッカには撮れなかったのは皮肉だ。