ワンカット長回しで撮りました！どや！という三谷幸喜の得意げな顔が目に浮かぶ。
創り手の心意気を感じたいなら、バードマンを観よう、ぜひぜひ。
冷え切った夫婦という設定であるが、この距離感にこの会話量、視線の遣り方や声の高さ強さからしても、全然冷めていないのでは、と。
ただじゃれ合っているだけの様に感じるのは私だけか。
大抵の場合、女は自由で男は自立出来ていないし、男は女らしく女は男らしい。
男って、考えや自己評価が甘いし、思考を働かせる前に質問して来たり文句ばかり吐いたりすることを止めて頂きたい。
中井貴一のどや感がいちいちうざったい。
長い歴史の中で男が女を抑圧して来た理由が、何となく解る。男ってひ弱。
子供の頃の手紙一枚で心変わりするのかも甚だ疑問だが、男女の関係なんて、それ位シンプルで単純で簡単なものなのかも。
呑気かもしれないが、どんな夫婦だってやり直せる気がしてしまう。
まあ、この非日常的場面だからこそ、吊り橋効果的に恋愛っぽい気持ちを呼び起こしている節は有るだろうが。
他人の喧嘩や切実で必死な人間程、滑稽で面白いものはない。
