猿山リム

我が家のおバカで愛しいアニキの猿山リムのレビュー・感想・評価

2.6
 なんとなく「アニキ」な映画を検索してみたらヒットした一本。
 思っていたアニキとは真逆のベクトルだけど、興味を持ち鑑賞。
 大体タイトルから想像する通りの、あったかホームコメディ。
 子供心を持ったまま大きくなったような、ピュアなアニキが、ピュアなまま振る舞うから、妹たちが大変な目に合う感じ。
 ピュアなお人好しだから、人の懐にポンと飛び込んで、なんとなくポロリと本音を漏らしてしまう。
 アニキはバカ正直なピュア男だから、やっぱりポロリと漏らしてします。

 子供と一緒に遊ぶシーンで、妹たちがバカにしてまともに参加しないことをピュアなアニキが本気で怒るシーンは、よかった。
 もちろん映画なので最後はいい感じに落ち着くんだけれど、現実にこんなアニキがいたら、いい感じのオチには辿り着かないんだよな、多分。
 無難に普通。
 もっとズバッと決まるか、もっとヘンテコリンでもよかったかな。
猿山リム

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