問題児一族“スティフラー”家の一員ながら奥手のエリックも高校と同時に童貞を卒業し、晴れて大学生となった。
そして、同じくこの大学に入学した悪友クーズと共に、従兄弟のドワイトが所属しているエッチなパーティ三昧のお馬鹿サークル“ベータハウス”への入会テストを受けることに。
『エッチでお馬鹿な青春コメディ』シリーズ。
前作『ハレンチ・マラソン大会』の続編。
シリーズ第6作。
主人公も前作と一緒でエリック。
やっぱりこのシリーズはお下劣・エロ炸裂で笑わせてくれる。
というか、もともと思いっきり下ネタのシリーズですが、この作品はシリーズ中最もストレートに下ネタが飛んできます。
昔の、ジムが主人公だったころは青春映画の趣もありましたが、それは完全に消えた感じですね。
というか、前作で愛を確かめ合った恋人トレイシーをイケメンに奪われて失恋という設定はどうなのかと。
前作観た人からは総スカン食らいそうな。
自分もテンション落ちました。
まぁ、その分エンターテイメントとしてはそこそこ楽しめますが。
こんなストリッパー風な女学生だらけの大学なんてあったら世の男性は皆行きたいでしょう。
自由で美男美女ばかりで学校の設備は素晴らしく整っていて、とにかくストレスフリーな学生生活。
うらやましがらずにはいられません。
なにより、大学の寮が男女一緒。
トイレ、シャワーも男女共同。
内容は、相変わらずバカエロ作品ですが、ストーリーが淡々としすぎてイマイチでした。
ここ何作かはストーリー性がないかと。
面白いが下品だけで内容がなくなってる。
ただのオッパイがイッパイな感じ。
あと、主人公が大した成長もなく終わってしまうのが残念。
前作が良かった反動もあるのでしょうけども、良作だった前作に比べてだいぶ質が落ちました。
しかし、日本版で『ジャパニーズ・パイ』みたいなドラマか映画創られないものかね。