このレビューはネタバレを含みます
冒頭の一発撮り？的な下り
諸々相まって惹きつけ方エグい
そうか、この延長線上に待っているのが
1917なのかと感慨深い掴みである
メキシコ特有の民族的な祭囃子、とても好み
今シリーズ特有のいきなり危ない場面も
朝飯前ならぬオープニング前
イングロリアルバスターズで
とんでもないインパクトを残した
クリストフヴァルツがブロフェルドとか
ガーディアンズオブギャラクシーで堅物な
デイヴバウティスタがミスターヒンクスとか
ダニエルクレイグシリーズ"組織"の流れ
キャスティングの品の高さ改めてとんでもない
全部今シリーズはじまりとは言わないけど
時代読みというべきか時代乗りというべきか
時計の"アラーム"で傷ついたブロフェルドの顔
塩梅というべきかデザイン性というべきか
これも天晴
全体的に言えるのは段階を踏んで
想定よりちょっと斜め上の小笑と激しさがある
そして題材や締めくくり方から
ダニエルクレイグ今作で引退かと
当時思っていたけれど
ちゃんと引退表明をした続編が
ついに公開される
監督がスカイフォール、今作と続投していた
サムメンデスではなくなってしまったけれど
こんなほぼ有終の美を飾ったような今作から
どんな"締め"にするのか
ノータイムトゥダイ、期待してしまう
そしてその後また新たなボンドが
007シリーズをどう展開させていくのか
ダニエルクレイグシリーズの後
とてもハードルが高そうだが
気になるところである
