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007 スペクターのliamのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.8

監督は「007 スカイフォール」のサム・メンデス。主演は同じく「007 スカイフォール」のダニエル・クレイグ 。出演は「ビッグ・アイズ」のクリストフ・ヴァルツ、「あるメイドの密かな欲望」のレア・セドゥ、「リリーのすべて」のベン・ウィショーなど。

ボンド(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はM(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。

シリーズ第24作品目。ダニエル・クレイグがボンドを演じて4作品目の作品。

公開当時に観たときは、これでダニエル・クレイグ の007シリーズが終わるものだと思っていた。笑

これまでの伏線等が散りばめられていたりとシリーズを総括するような展開が続く。

今回はこれまでの作品で常に背後にいた組織のボスであるブロフェルド。最初のシリーズを観ている人にとっては懐かしい存在である彼が今作では登場する。
そしてその悪役であるブロフェルドを演じるのは、クリストフ・ヴァルツ。物凄い好きな俳優さんだから期待したが、少し印象が薄いかな。欲を言えばもう少し魅力的に描いてほしかった。

最後の終わり方は凄く良かった。愛する人を見つけて、スパイを辞めていくボンド。正直この作品で終わりで良かったんじゃないかなと思った。笑

シリーズを総括するような映画。
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