レビュー12作目
キーワードは、V8! V8! V8! V8! V8! V8!
立川の極上爆音上映会で話題になってるってことで、前3部作も観ていないのに8月くらいに思い立って鑑賞。
衝撃。爆音。爆笑。殺意。殺意。殺意。殺意さえあれば何でもできる！ってくらいな最高にハイな展開。終始それに尽きました。
でもこの映画終始騒いでハッピーなだけでもなくて、ていうかここがすごいんですけど、観る人の求めている価値に合わせて深みを段階的に掘り下げている構造。
迫力のある映像だからポップコーン片手にアハハと笑いながら観ても楽しめるのに、物語やキャラクターの背景とか俳優の演技などの表現を削ぎ落としていない。ちゃんと映画を観たいっていう人にはそれが伝わる。でも必ずしもそういう事細かな設定とかビジュアルなんか無視しても映画としては楽しめる。
これを意図して作っているのであれば本当にすごいことですね。
ジョージ・ミラー監督の執念に拍手です。
