ベイビー

マッドマックス 怒りのデス・ロードのベイビーのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「MAD MAX」というタイトル通り、最高に狂った映画。面白すぎて、I MAXにて2週連続で観に行きました。

最初から頭がおかしいです。大の大人が拉致られたあげく「輸血袋になれ」ってメチャクチャじゃないですか? そもそも輸血袋って何?

イモータン・ジョー率いるウォーボーイズも頭がおかしいし、マッシブスピーカーの前で火を噴きながらエレキを響かせる男。なにあの世界観?

そして、武器将軍とか人喰い男爵とか何あれ?マンガですよ、マンガ。

あと頭がおかしいのは、何と言っても砂漠でのカーアクション。車のクラッシュはもちろん衝撃的ですが、人が車の上で飛んだり跳ねたり無茶するし、振り子の付いた棒で、ビョンビョンビョンビョン攻撃するし「本当なにしてんの?」って感じです。

それをもっと現実的に考えると、撮影としてリハとかあるだろうし、あの細かなカット数だから何テイクも撮るんだろうし、もちろんNGとかもあって撮り直しするんだろうし。その度にあのテンションのまま、車の上を飛んだり跳ねたり、棒の上でビョンビョンビョンビョンしてるんでしょ。本当、リアルガチで頭がおかしいですよ。作ってる人達が一番頭がおかしい!

想像もつかない、こんな狂った世界観を作りだすために、真剣にこの作品に向き合った人達を心より敬服いたします。そして、前三部作はもちろん、自らの手で新たに「怒りのデスロード」を世に出していただいたジョージ・ミラー監督に心から感謝いたします
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