「ジャック・スパロウは死んだよ。
セント・マーティン島のどこかへ埋められた。」
海賊について描かれた紙が並びます。その中の一枚を手に取って、男の子ヘンリーがボートで海に出ました。男の子は足に重みを付けて、そのまま海の底へ飛び降ります。
ポセイドンの海の槍を手に入れれば、海賊船に囚われている父親の呪いが解けるとヘンリーは思っているのでした。そして彼は青年になり…
一方、化学者であるカリーナは魔女として囚われていましたが、鍵を壊して逃げ出します。彼女はガリレオ・ガリレイの日記でポセイドンの槍を探そうとしていました。
サメの亡霊であったり、海上を走る亡霊であったりと、シリーズの回を追うごとに、海賊の亡霊がとても不気味で良い味が出てくるので、楽しみです。
今回のストーリーは、ほろりとして胸の暖かくなる話です。
楽しい中に、暖かいストーリーという映画は良いですね。
どの年代にも面白く分かりやすくて、毎回、派手な大舞台で繰り広げられるシリーズとして楽しめるのは貴重ではないでしょうか。
「誰にも読めない地図が、星空にある。」