司令塔の二朗さんが指示を出して、5人でいろんな怪人をやっつける。やってることは勇者ヨシヒコと同じだ。
もし、戦隊ものがない世の中でこの映画を観たなら、それほど面白くないのかもしれない。既存のベースがあって、それをいじくるからオモロイ。戦隊ものとはこうだ!という固定概念を覆し、転がし、突っつき、コネコネして遊ぶから笑いが起きる。
ピンクは女だよな。そんなイメージは壊してしまえ。全員女でピンクはいない。そして同系色のブルーとネイビーで色かぶり。
5人はそれぞれ本業があり、片手間で怪獣と戦う。5人揃わない時もある。イタズラを楽しむ子供のようにストーリーを考えたんだろう。遊ぶなあ。これ一番楽しんでるのはきっと福田雄一だと思う。
日雇いのバイトをしているイエローが通行人をカウントするシーンは、長っ!と思いながらずっと観ていたら、長すぎて笑えてきた。そして、ひたすらカウントするイエローが可愛く見えてきた。できればロボのシーンもう少し観たかった。