いざわ

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニストのいざわのレビュー・感想・評価

3.6
あまりに演奏が上手いため「悪魔に魂を売った男」と揶揄されたパガニーニがテーマの映画。主演はバイオリニストの方なんだね、さすがうっまい。どの曲も最高に良かった。
全体的にそうなんだけど、特にヒロインがルノワールの世界から抜け出してきたみたいな色彩で撮られてて綺麗だった。
「未来の世代が弾けるように」「永遠に生きてやる」ってセリフは吝嗇家のパガニーニにしては印象的。でも「パガニーニの主題の練習曲」があまりに有名だし、セリフの意図するところは分かる。
ウルバーニ、終始悪魔っぽくて良いキャラだなぁ。ある意味一番パガニーニに執着してた人。

⚫︎あらすじ
19世紀イタリアの天才バイオリニスト、ニコロ・パガニーニのスキャンダラスな人生を、「不滅の恋 ベートーヴェン」のバーナード・ローズ監督が映画化。1830年、イタリア。敏腕マネージャー、ウルバーニの働きで富と名声を手にしたパガニーニは、私生活では女や酒、ギャンブルにまみれた堕落した毎日を送っていた。ある日、指揮者ワトソンの尽力でロンドン公演を行うことになったパガニーニは、そこでワトソンの娘シャーロットと出会う。美しい声を持つシャーロットと音楽を通して心をかよわせ、初めて本当の恋を知るパガニーニだったが……。欧米を中心に絶大な人気を誇るドイツ人バイオリニスト、デビッド・ギャレットが主人公パガニーニ役でスクリーンデビューを飾り、名器ストラディバリウスで名曲の数々を奏でた。
(映画.comより引用)
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