アリってかわいく出来るんだなあ
自由自在に大きさを変えられるのは、もっとも映像的に魅力のあるギミックのひとつに違いない。
小説や漫画では成し得ない映像でこそのダイナミズムが表現できるのは、観る前から期待できるところだし、見事に期待に応えられていると思う。
加えて終始軽妙なコミカルさと、その中でのおかしなシリアスさも相まって、ずっと楽しい気持ちでいられる作品だ。
娘の軽さもすごくいいし、悪仲間の話の下手くそさもすごく笑う。
ああいうやついるなあ。
話の展開が95%くらい読める分かりやすさと、戦車など時々飛び出るサプライズで、トレッドミルで走りながら最後までダレることなく楽しめた。
マイケルダグラスも久しぶりに見たけど、彼のような往年のスターにとってこういう役はとてもお得だよなあ。
スティーブマックイーンの出演といい、みんな孫はマーベル好きなようだ。
それにしても、昔見たアリが巨大化しちゃう映画は怖くて気持ち悪かったけれど、まさかアリンコを可愛いと思う日が来るとは。
アントニ〜！(涙)
