結湖

アントマンの結湖のレビュー・感想・評価

アントマン(2015年製作の映画)
4.3
MCU、22作目【アベンジャーズ:エンドゲーム】公開までにMCU全部、おさらいしよう!(訳:ほぼ毎日観ないと間に合わない!未レビューは書いて、レビュー済は追記していく予定です。)

12作目【アントマン】
面白いなぁ。新たなヒーローとして選ばれたのが、コソ泥で分かれて暮らす娘のために立ち直ろうとしているなんとも情けないお父さんってのが、また。ここでもお父さんが登場してます。今までのヒーローたちは家族の関係が希薄で、家庭的な雰囲気がない人たちばっかりなので、娘のために頑張るお父さんで、人がいい。すきになっちゃうよね。そして、この作品ではもう一組の父娘も描かれています。珍しいことに、わりと初代は絶命したりするパターンが多いんだけど、初代のアントマンも健在なのもよし。ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)かっけぇ。そして、蟻。なんだか可愛い。なんでだ、蟻だよ、蟻。可愛いんだよ。
この作品単体でも十分見れる、楽しい映画です。

2019/04/18:BD(案の定、順番に見れず、AoUより先に観ちゃった……)

<以前のレビュー>
面白かった!
これまた、MCU(というより、次の『キャプテン・アメリカ:シビルウォー』)に続く物語だから観るかなってぐらいの意気込みだったんですが、ありがとう、マーベル!ありがとう、MCU!フェーズ2はどれ一つハズレがなかった!
これだけ面白く盛り上げてしまって、フェーズ3はどうしてくれるんだろうって楽しみになってきました。
さてさて、今作ですが思った以上にガッツリ他のシリーズに絡んでいたように思います。復習しなくても内容はわかりますが、シリーズを通して観てると、あ、アレあの人だとか、なるほど、こう繋がるのか、ってのがあるので、『アイアンマン』シリーズ、『アベンジャーズ:AoU』『キャプテン・アメリカ』シリーズあたりを観ておくといいかもしれません。
物語自体は普遍的な父娘モノで、挫折を経験した父親が娘のために再生を図る物語が大筋。プラス、新しいテクノロジーを悪用しようとするヴィランを止めるというお決まりな勧善懲悪。
ある意味、紋切り型な展開ではあるんだけど、ものすごくテンポが良くて、今までのMCUシリーズの中では一番なくらいコメディで笑いどころも多く、アクションもちっさいんだかおっきんだかでめまぐるしく、とても楽しい!
そう、とても楽しかったです。ストーリーに目新しさはないし、むしろちょっと懐かしく感じるぐらいなのに、身体が小さくなるヒーローって設定でこんなにも面白くなるとは。
そして、今後の展開を予感させるネタをぶっこんでくるのがたまらないwww
MCUの流れでいえば、『アベンジャーズ:AoU』は全体的にダークなトーンの映画だったし、おそらく次の『キャプテン・アメリカ:CW』も明るい雰囲気の映画じゃなさそうなので、中間に位置する今作は勧善懲悪でスカッと見れる内容だったのはある意味、救いなのかなって思ったりもします。
5年先まで楽しみが続くと思うとたまらないんですが、風呂敷広げるだけ広げたフェーズ2が終わり、これから始まるフェーズ3もさらに楽しませてくれることを期待してます。
2015/09/26:TOHOシネマズ新居浜(字幕)
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