hideharu

スティーブン・キングの悪魔の嵐/ストーム・オブ・ザ・センチュリーのhideharuのレビュー・感想・評価

2.7
2018.11.11 DVDで再見。
再見と言っても最初から最後まで見たのは今回が初めて。初見はイギリスでテレビ放送されているのを2話から見た。

ティムデイリーはイケメンなのにあまり出世しませんでしたね。すごく残念です。

本作はスティーブンキング原作(オリジナル脚本?)によるテレビのミニシリーズで3話合計で4時間以上の長いさ。そして最近のアメドラと違い地上波放送だったのでホラー描写はソフトです。

今世紀最大の吹雪に見舞われて外界と隔絶された孤島が舞台、住民の対立、後味の悪さは同じくキング原作の映画化「ミスト」と似ているかも。ただ後味の悪さはこちらの方が上ではないかな。

邪悪な者の手により島民が1人また1人と死んで行く。邪悪な者は言う「私が望むものを差し出せば島から去る」と。

その「望むもの」は島民が差し出さねばならず、苦しい選択に葛藤し対立する。
その結果として「ミスト」では1人呆然と後悔に苛まれたのに対して、このドラマでは秘密を抱えた多くの人が後々まで苦しむ事になると言う点で後味が悪い。

チョッと長いので上手くまとめて映画にすれば名作になるかも。
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