強いボスがいないミニオンたちばりに、「何かが足りない…」。
怪盗グルー過去2作では、抜かれる度に笑わせてくれたミニオン。
ギャグ要員であり癒し要員。
今回はメインがミニオンなのでずっとミニオンギャグによって脇腹をつつかれてる感じ。
本編の8割くらいミニオン語なので吹替版を観てることを忘れるくらいにずっとミニオン。
ミニオンの仕草や、「ヤキトリー」「いぎりしゅー」など可笑しなミニオン語(字幕版はどんなミニオン語なんだろう)で笑いどころ盛りだくさんなのはかなり贅沢。
ボブの唇フルフルがあざとい。
でもこれじゃ何か足りない…
もちろん「みんな大好きミニオン」だけど、ミニオンだけでもダメなんだな。
例えると、私はたい焼きの皮の部分の方が好きですが、
「じゃあ餡抜きのたい焼き作ろうか?」と訊かれるとそれは違う。
餡があるから皮がより美味く感じる。
グルーがいるからミニオンがより魅力的に見える。
皮だけでも美味しいけど餡が恋しくなりますね。
つまりはそういうこと。
単品では大満足!とまでいきませんが、もう一度見たくなるいろんなミニオンがそこには居ましたし、時代設定に合わせて60·70年代の曲をふんだんに使っているのもニクい。
ターゲット層のことよくわかってますな。
早く自宅で周りに遠慮せず笑いながら観たい作品でした。
Filmarksユーザーの方は最後まで楽しむ方がほとんどかと思いますが、エンドロール終わってからも一曲ありますよ。大好きな曲なのでお気に入り。
吹き替え版エンドクレジットで笑いが起こる宮野真守さん、流石っす。