ぬーたん

ジョン・ウィックのぬーたんのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.5
続編が公開間近ということでやたら放送されるから観てみたわ。
2014年作品。主役はキアヌ・リーヴス。
『スピード』『マトリックス』とアクションもので有名だけし今作はまた更にアクション満載だった。この作品当時で50歳。見えないし、その年で頑張ってるね。
一見アクションスターには見えない線の細さ優しい顔立ちがまた良いのかも?
出生地はレバノン、国籍はカナダ。
父はハワイ出身アメリカ人で学者。
母は中国系ハワイアンで元ダンサー・デザイナー。
生まれながらに国際的。キアヌってどこの血が入ってるのかな?とずっと思って来たけど、なるほど。
しかも父に捨てられ、母は再婚回数が凄いし。
なかなか複雑。さらにキアヌ自身も子供が死産で、元妻が事故死。
うーん、何と言っていいやら。
そういう幾多の経験もあって、何か滲み出てる感じもする、悲しみとか辛さが。
そして、そんなキアヌの私生活にも重なる、ジョン・ウィック。
妻を亡くし、犬や車や家や、災難に遭う…。
その復讐は、妻の復讐かと思いきや…
なーんと!愛犬と愛車の復讐とは、ね😅
そのために何十人がお亡くなりに。恐ろしや。
そんなことをあらまあと考えながら観てるもので、ジョンよ、やり過ぎではないかい?という気持ちもあって、どこか楽しめなかった。
その殺しようが凄いもんでね。気の毒ちゃん。
アクション作品としてはスピードあり、銃撃戦だけでなく素手の闘いありで、十分楽しめるのかも?
あまりにも上手く出来過ぎは、仕方ないね。
しかし、キアヌは186㎝もあるんだ。
デカイ男相手でも小さく見えないのは当たり前。
ロシアンマフィアのボスをミカエル・ニクヴィスト。
最近偶然出演作を観たばかりだが、2017年死去。
『ミレニアム』のミカエルは悪役もぴったり。
その息子にアルフィー・アレン。
『GOT』のシオン!
ちょっと頼りないおどおどした役は共通するものがある。
女性の殺し屋はエイドリアン・パリッキ。
『エージェント・オブ・シールド』のボビー。
スタイル良くてアクションも迫力あり。
コンチネンタルホテルの支配人はイアン・マクシェーン。
現在76歳。頑張ってますなあ。”エマニエル夫人”と結婚していたそうな。
車屋のオーナーにジョン・レグイザモ。
味のあるこの俳優は引っ張りだこ。
そして、ウィレム・デフォーが殺し屋仲間で。
殺し屋ぴったり。怖い。そしてかっこいい男気のある役で華を飾る。
101分でちょどいい長さ。
アクションに流石に観飽きたと思う頃にEND。
いろいろ考えなければ楽しめる。
さて、2も観よう。
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