とし

ライト/オフのとしのレビュー・感想・評価

ライト/オフ(2016年製作の映画)
4.0
動画サイトで盛り上がった恐怖動画(らしいけど、私は全く知らなかった)を、ジェームズ・ワンの製作にて映画化した作品です。尺もそんなに長く無いし、最後まで楽しめましたー。

父を亡くし、母親であるソフィーと2人暮らしをしている幼い少年マーティン。ある日、母のそばに何かがいる事に気付いてしまう。それは、暗闇の中でしか存在せず、それ以降…マーティンは恐ろしくて夜に眠れなくなってしまった。児童相談所からマーティンの事で連絡を受けたレベッカ。彼女はマーティンの姉であり、今は家を出て1人で暮らしているのだ。マーティンの話を聞き、自分が家を出た原因でもある闇の中の存在…ダイアナが今も家族を脅かしていると知ったレベッカは、マーティンを救おうと…といった内容です。

明るいと出てこれないが、暗いと出てこれる。シンプルですね。でも、単純にジワジワと襲ってくるだけじゃなく、家を停電させたり狙いやすいのうに人を分断したりと策略的に襲ってくるから別の意味で怖い!まるで『ジョジョの奇妙な冒険』を観ているような展開!…ってそう書くと、ダイアナがまるで母親の、自立型スタンドにしか見えないから、これ不思議(笑)!

レベッカの家に現れ、床に自分の名を刻むダイアナ。…君は何処にでもチーム名を落書きするヤンキーか(笑)!このシーン観てて、「何て事するんだ!賃貸だぞ!引き払う時に幾ら請求されると思っているんだ!」とビビった私は、何かが違うのかも知れません。

レベッカの彼氏のブレット、めっちゃ良識人でビックリ。風貌からして、適当に行動して速攻退場するのかと…。あ、そういえば…この作品、最後まであまり人が死ななかったなぁ。もっとガンガン死ぬのかと想像していました…。

そして、ラスト。警官まで死んでるけど…犯人とか、警察はどういう風に落とし所をつくるのか。凄く気になるわぁ…。
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