ぬーたん

華麗なる晩餐のぬーたんのレビュー・感想・評価

華麗なる晩餐(2008年製作の映画)
3.3
『プラットフォーム』を観た後で、似てる作品がこちらだと知って鑑賞。とは言ってもたったの12分!しかも2008年とは13年も前なのね。こちらがずっと先だから、似てるというよりはこちらが元祖か。
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ(舌噛みそう)私のすきな『灼熱の魂』『プリズナーズ』の監督で、最近では『ブレードランナー2049』なかなかに個性ある作品を作る監督だね。
12分と言えば朝ドラより短い!朝ドラ、一話じゃ何も話が進まんよ、それより短いんだから、さすがに中身に期待はしないけど。
プラが真ん中に穴が開いてて上から台座が降りて来る設定に対し、こちらは普通に座ってる食卓がまんま下に落ちて穴が開く、というもの。その真ん中にあるのがたくさんの食べ物で、食べる人間が卑しいのは同じ。そう比較すると、プラはこの作品をヒントにした可能性がやっぱり高いね。
晩餐会というだけあって、食卓を囲んでいるのは上流階級のお上品なゲストたち。プラは刑務所で下品な人間ばかりだったから、真逆を行くかと思えば、人間の中身はそう変わらない。自分さえ良ければ良い感じで、卑しくて汚い食べ方で、死ぬほど食べる!
その料理の中身がグロテスク😓キモ‥。
冒頭の給仕長のアップが長い!ハゲてて凛々しい顔、厳しい表情はピクリともせず。
セリフは給仕が放つ1つしかない。それがまた凄い。
面白いがさすがに短くてセリフ1つだし、評価は低め。

※おやつは、貰いものの富良野メロン。ちょうど食べごろで甘かった!半分はモウのバニラアイスをオンして豪華に!
※夕飯は、豚肉のカリカリ揚げ。千切りキャベツ。温泉卵を乗せた温野菜サラダ、甘エビの刺身。
ぬーたん

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