本当に６才から大人になるまでの１２年を同じ俳優さんで撮った映画。
物語はほぼ日常、ちょっと波乱万丈？（とはいっても、そこまで突飛なことはない）だけど、そこまで驚くような出来事は描かれていません。
ちょっと私が感じたのは政治的な話ががっつりでたり、割とろくでなしな父親しかでてこないとか、微妙に偏った家庭だなぁって思ったりもしました。
まぁ、でも、そこから多感ないろいろな経験をして、どんどん大人になっていきます。
それがリアルなのは本当に１２年の歳月をかけて撮っているから。子供たちはもちろん、それをとりまく大人たちも当然老けていきます。
その長い時間の経過がはっきりと映像に表れているので、逆にそのひとつひとつの出来事は一瞬なんだと感じさせてくれました。
2016/04/14：DVD
