イギリスの貴族であるジョン･クレイトン3世(アレクサンダー･スカルスガルド)は生後､コンゴのジャングルで動物たちと育った過去をもつ｡
彼のまたの名を〝ターザン〟｡
現在はイギリスに身を置いているが何者かに妻をさらわれ､また､故郷のジャングルを荒そうとする奴らに腹を立て､彼は再びジャングルに舞い戻る...｡
膨大な金を使って作られた大作と呼ばれる作品は数あれど､内容が制作費に伴っていない例も少なくはない｡
本作も大作｡しかし紛れもない本当の意味での大作です｡
しっかりとそれ相応のものを見せつけられ､観た者の心を鷲掴みにすること間違いなし!
単純明快で万人受けするストーリーに加え､豪快且つ爽快感溢れるスピーディなアクション!誰がなんと言おうと面白かったです!
従来のターザンから一新しながらも元を殺さず､ちゃんとターザンらしさもあり新時代のターザンを味わえました!これを成し遂げるのは難しいところだと思います｡
CGやスクリーンに映し出される自然の映像〝美〟､女性にはたまらないアレクサンダー･スカルスガルドの肉体〝美〟､そしてマーゴット･ロビーの〝美〟｡マーゴット･ロビーに関してはただただ〝美〟です｡
この3つの〝美〟が一際目立ってました!
特に3つ目の〝美〟にやられた!
物理的に明るいシーンだと若干可愛さが勝っているんですが､暗いシーンの彼女は圧倒的〝美しさ〟が勝ってます!光の当たり具合でこんなにも印象が変わる女優だなんて知らなかったです!もうK.Oされました!お美しい!
1つ目の〝美〟は文句なしの壮大さ!
2つ目の〝美〟は本作に向けて彼は相当な肉体改造をしたらしく､作品への心意気が感じられます!そして見事作品としても成功し､彼にアクション俳優という新たな道を与えてくれました!
あとですね｡作品として充分面白かったんですけど､個人的にはキャストだけでもう充分満足なんです｡
最近自分の中で株価が上がっているアレクサンダー･スカルスガルドを主演に､ハーリーン･クィンゼルことマーゴット･ロビー､みんな知ってるサミュエル･L･ジャクソン､本作でも光る演技を見せてくれたクリストフ･ヴァルツ､本作での衣装が半端なく似合うジャイモン･フンスー(普段着でもアリ)｡
しかもみんながみんな役に溶け込んでいて､誰1人作品の世界観を崩していません!どの役も愛おしく､どの役も魅力的でした!
そういえば意外にも笑えるシーンが適度な間隔で挟まれていて､いいスパイスとなっていました!
アクション､映像は大迫力!ターザンならではのアクションもかなりワクワクします!
是非映画館で!
自分なら間違いなく続編にGOサイン出します!
