ぶちょおファンク

ハッピーエンドが書けるまでのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★4 終盤★2

「人には2種類ある。
ロマンチストとリアリスト。
リアリストは意中の人をいい女の1人として見る。
ロマンチストはその人が神が選んだ1人だと信じる。
……女を抱けるのはリアリストよ」

オレ、ロマンちっく病を治して
リアリストに改心します!!(笑

まあ冗談はさておき、
家族4人がそれぞれ愛に彷徨っていて、
離婚した夫婦の問題、母娘の軋轢、思春期・青年期なんかの様々な要素を孕み、
台詞も巧みで面白かったんですが、
ちょっと後半の畳み掛けと泣きの誘導と切り札の免罪符があざとすぎる。

しかもケイトの存在が出版記念パーティーのくだり以降なおざりで
撮影中女優とトラブルでもあったん?
って感じの雑な扱いが気になった。

ついでにオレは作家S.キング(本作の原作ではないよ)嫌いやし、
最初はギャグでキングの名を出してるのかと思ってたら本気やった!!😵

まあ嫌いやけど彼の小説もたまには読むし、
原作の映画もドラマも観るし、
んで
「やっぱキングとは合わん!!」
っといつも再認識するんやけど(笑)、
本作の脚本も書いた監督はキング好きみたいなので、
ここの部分でのセンスが合わず終盤はマイナス点ですが、
トータルではオレの及第点作品ではあり楽しめた。

2018年32本目