監督
ポール・キング
脚本
ポール・キング
原案
ポール・キング
ヘイミッシュ・マッコール(英語版)
原作
マイケル・ボンド
『くまのパディントン』
製作
デヴィッド・ハイマン
製作総指揮
ロージー・アリソン
ジェフリー・クリフォード
オリヴィエ・クルソン
ロン・ハルパーン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
出演者
ベン・ウィショー
ヒュー・ボネヴィル
サリー・ホーキンス
ジュリー・ウォルターズ
ジム・ブロードベント
ニコール・キッドマン
〈あらすじ〉
長年世界中で愛されている、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を実写映画化。見知らぬ国にやって来たクマが親切な家族と出会い、パディントンと名付けられて新しい冒険に乗り出す姿を映す。『ハリー・ポッター』シリーズなどのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが製作を手掛け、『追憶と、踊りながら』などのベン・ウィショーがパディントンの声を担当。キュートな主人公の活躍が老若男女の心をわしづかみにする。
ある日、大都会ロンドンのパディントン駅に、真っ赤な帽子がトレードマークの小さなクマが降り立つ。南米ペルーの奥深いジャングルから長旅の末ようやくイギリスまでたどり着いた彼は、右も左もわからない状態だった。思い切って丁重な態度で通行人に語りかけるものの、言葉を話すクマに反応してくれる人はおらず……。
〈感想〉
クマちゃんが可愛い!その一言に尽きる。しかし今作はそれだけでは終わらない。『家族』とは何か?今作ではこのテーマが物語の大きな核となっている。
英語を話せるクマちゃんに人々が驚かなかったり、駅のホームにいる事に何ら疑問を抱かない社会にちょっと違和感を覚えたがそこは突っ込まないようにします(笑)
ある出来事が起こり、ペルーからロンドンに密航するパディントンが『ゴッドファーザー2』のヴィトー、『スカーフェイス』のトニーのようでした。田舎から都会にやってきてドタバタするお約束のシーンも良かったですね〜(笑)風呂場から水が溢れてくるのは『シェイプ・オブ・ウォーター』を彷彿しました(サリー・ホーキンスが出てたからかな?) ブラウン一家とパディントン君の交流がいちいち面白いし感動するしテンポがいいから時間が経つのがあっという間でした!!
互いを理解して認め合う事で家族になれる。そして自分を知ることにもなるんだというのが今作のメッセージでありそれをセリフではなく映画全体で語っていたと思います。おばさんのクマも元気で暮らしてるようで良かったです。