えるる

ヘラクレスのえるるのネタバレレビュー・内容・結末

ヘラクレス(2014年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

12の難業の後、神々が戦争をする人間を見兼ねて天上に戻った後、ハーフのヘラクレスは人間として地上で暮らしている時の話って感じ。ロン毛のドウェインジョンソンは珍しい。

ヘラクレスチームの語り部である甥(双子の兄のイピクレスの息子?)ヘラクレスの話を語ってはいるが現在はただの最強傭兵集団。
王に雇われ兵士を育て闘ったが本当は敵の方が先王の義勇の為に戦っており、雇われた王は先先代の王で先王を殺し政権を強奪した悪い奴だった。そこにヘラクレスが支えていたアテネの王が参戦。ヘラクレスの人気に嫉妬し家族を皆殺しにした事がわかり復讐。反逆者ヘラクレスを撃てと王が兵に命令、世継ぎを護り脱出するが英雄ヘラクレスの声が兵達に響き勝利。

ドウェインジョンソンはもちろんだが他の仲間の戦闘シーンとチームのキャラは中々良い。異民族戦の戦闘シーンは好みだった。戦場の歩兵戦の戦略も良いが敵がバラバラに走ってくる無鉄砲。男たちの泥臭さとは別で女兵士の戦い方に泥臭さが回る必要ありました?みたいに冷める。ジョンウィッグのコンチネンタル支配人役のイアンマクシェーンの預言者が良い味を出してる。

神話では一応ヘラクレスが狂って家族殺してるけど、この話では実は殺してない設定。やたらとケンタウルス出す割に対峙しないのと最後の大火事はヘラクレスの最後をチラつかせているのかな?ヘラ像を倒してしてやったり感はあるがってところはありますが何だかな。
ギリシャ神話はどキツい裏切りや殺し浮気、ルール破りなどが満載なのでそっちを期待していたせいかもしれないが
内容はありがちで総合的にもいまいちパッとしません。
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