えるる

ノック 終末の訪問者のえるるのネタバレレビュー・内容・結末

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

人類としては良い終わり方だけど映画としては一番つまらない終わり方した。

休暇中のゲイカップルと養子の娘が滞在するキャビンに突然4人の男女が訪問して来て、世界の終末を止める為には家族3人の内誰か犠牲を決めて殺さなければならないと告げる。もちろん何かのカルト集団だと思い抵抗するも阻止され、謎の時間管理により訪問者が1人ずつ目の前で静かに殺されていく。見せられるテレビ中継で世界的に天災や不思議現象が起きてるのを目の当たりにする。終盤、訪問者の内1人は家族側が脱走の末に銃殺、最後の1人は自害。
そのうちにこの話を否定しながらも信じた家族は俺を殺してくれくれ言い出し、1人生贄になり世界は救われる。

たまに思い出される2人のメモリーもうっすい。夢で見た世界の終末と言っても何故その家族の元に来たのかも不明瞭。その日そのキャビンに泊まってる人とかなのか?
さぁここからでしょっていうラストで世界が本当に終末っぽくなってて救われましたーって。実は何にも無くてカルトや集団自殺グループの盲信に騙されてパートナー殺してしまいましたの方を期待していた身としてはガッカリ感が凄い。この制作費が少ない感じからそっちを期待した人は多いはず。最後のあの人達は本物でした。カーステ付けるかつけないかのオチに苛立ちしか感じなかった。

私は胸糞映画好きなのでガッカリしましたが救われる系映画が好きな人は好きなのかもしれません。
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