結湖

ダイバージェントの結湖のレビュー・感想・評価

ダイバージェント(2013年製作の映画)
3.1
ここんとこディストピアものが人気なんだなぁ。
『きっと、星のせいじゃない』の二人が兄妹と聞いて鑑賞。
自由に見えた”勇敢”も実際はそうでもなく、ディストピアものなんだからそうだよね、って展開。
これ続きがあるんだろうな。って思いつつ、レビューを書くためにぐぐってみたら、公式サイトに次回作が2015年公開って、デデーン!……そうだよね。
これ、どれくらいのシリーズになるんだろうか。それによるけど、冒頭の訓練シーンはとても長く感じました。にもかかわらず、トリス(シェイリーン・ウッドリー)の一足飛びの成長がなんかついていけず、いきなり強くなった印象。
こう、なんというか、資質みたいなものが”無欲”のころから見えてれば、納得するんだと思うんだけどなぁ。
ハイティーンが学校生活から就職して社会を知るってのは、規模や内容を除けば、概ね似たようなものだなぁって思ったりしました。
自分がナニモノでナニモノにはなれるかもしれないけど、ナニモノにはなれないってのがおぼろげに見えてくるってのを、SFで壮大に描くとこんな感じだよね。
適正によって選別されるってのは、『地球へ』を思い出しました。ディストピアものの基本だよね、適正選別。
しかし、自分の適性を誤るとその後の人生に多大な影響をあたえるのも事実なので、己を知るってのは大事。
あと、誰と出会うかでも人生って大きく変化する。(恋愛だけじゃなくてね)
なので、ハイティーンが見たら、なかなか興味深いんじゃないかなぁって思います。
2015/03/23:DVD
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