来夢

誰よりも狙われた男の来夢のレビュー・感想・評価

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)
3.9
大好きな俳優の一人、フィリップ・シーモア・ホフマン。遺作となってしまった本作は、ラストを飾るのにふさわしく、超かっこいいホフマンてんこ盛り。これだけの凄みを出せる人、なかなか見ないよね。ヒロインはガイリッチーのシャーロックホームズで一作目のヒロインをつとめ、二作目で交代された故、一作目のヒロインの方がよかったと(俺に)言わしめたレイチェル・マクアダムス(二代目はノオミ・ラパスだからまぁ)。美人過ぎるのも罪だよねっていう今回の役どころにもぴったり。ストーリー展開は難しくはないけれど、状況というか、何がどうしてそうなってるのかっていうのを理解するのが少しわかりづらいので、多少予備知識を入れておいてもいいかも。でも渋さのある映画が好きならば、雰囲気だけでもじゅうぶん楽しめてしまうだろう、とても味のある一本です。
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