Otun

メイズ・ランナーのOtunのレビュー・感想・評価

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)
2.6
私事。私話。そして、私見。
4月から5月一杯までが仕事が繁忙期だったため、2ヶ月ほど大好きな映画鑑賞に『待てっ』がかかっておりました。いや、かけてました、己で。

で、そこから6月に入りまして、繁忙期から解放され、時間的なゆとりができ、るんるんと、いい歳で、その、それまで我慢していた、仕事に追われ映画を観られないという私の中の鬱屈を晴らすべくと言いますか、ストレスか、そっからの脱却ですか。明日に向かって撃て、みたいな。そんな気持ちになってたんです。おりゃー大脱走、みたいな。もうほぼほぼ内心、激突ですよ。いくぞーみたいにね。

はい。書いててよくわかりませんが、そんな2ヶ月のお預けの後の映画鑑賞。
もーねー。久しぶりに観る映画達はどれも本当にキラキラしていて、それは私のフィルマークスの採点にも十二分に反映されてますが、故水野晴郎さん的に、いやぁ、映画って本当にハズレがないですねぇ、なんて事を感じてました。
え、もう、この世につまんない映画なんてないんじゃない?え、ウソ。俺、もぅそっち系全部見ちゃった?とか。
ウソウソまさかまさか、と半ば思いかけて来た所で手に取り、こちら鑑賞、な『メイズ・ランナー』。


つまらん。
お前の話は、つまらん。
一気に目が覚めたと言いますか。逆にありがとうみたいな。そんなありがとうです。

今作は単純に、設定の持つおもしろさに、物語が完全に負けている、と思った。
スタートから右肩上がり、ではなく、右肩下がり。
昨今の面白くない映画のパターンの一つに、予告を見てまぁまぁ観る気になったら、本編が予告のおもしろさとほぼ同等かそれ以下=物語が完全に設定に負けてる映画っつー。それ。


こちら。冒頭お断りした通りの私見です。朝からそんな戯言をー。
Otun

Otun