PANDADA

機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーンのPANDADAのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

機動戦士ガンダムUCの第5話。

トリントンで巨大MAシャンブロを止めたバナージとリディは空より降下してきた黒いユニコーンガンダムに捕獲される。
箱の鍵であるユニコーンガンダムとミネバは宇宙へ送られることとなるが、それを阻止すべく共闘作戦を組む者たちがいた、
というお話。

原作でもそうでしたが、この回のMVPはジンネマン大尉ですね。単独で巨人機ガルダに取り付いて、潜入して、人質2名を救出してますからね。

話としてはそれまでよりはかなりあっさりとしてますが、出てくるMSや艦船達は種類は少なくとも、よりぬきの機体ばかりです。

1つ目はガルダを護衛する改良型アッシマー。以前のティターンズ機ではモノアイ仕様だったモノがジム系の頭部に変更され、連邦色が濃く出てます。

2つ目は連邦宇宙軍再建の要となる、ドゴスギア級戦艦ゼネラル・レビル。
ΖやΖΖまでの内戦やら紛争やらで正規の連邦宇宙軍は瓦解状態で、カラバやエゥーゴの残存艦艇を再編成した外郭団体がロンドベル隊(初代旗艦はネェル・アーガマ、後にラー・カイラム)。
で、今回はようやく連邦宇宙軍の再建のめどがたって旗艦となるべく造られたのが、一年戦争の英雄の名を冠したゼネラル・レビルで、なんとドゴスギア級というのがニクい心配り(笑)。

3つ目はアンジェロ大尉が駆るローゼン・ズール。これはΖΖのハンマ・ハンマの後継機っぽいフォルム。本作におけるΖΖへのリスペクトを感じることできます。

登場キャラではカイやベルトーチカの再登場もかなり心にくい演出ですが、冒頭のセリフを言うブライトも良いですね。

アムロ、カミーユ、ジュドーらと出会い、彼らがガンダムに乗るところを目の当たりにして来たブライトだからこそ言えるセリフだと思います。

話もいよいよ大詰めになって来て、何やら真相を知ってそうなリディとか、急接近して来たフル・フロンタルとか、目の話せない展開になって来ます。
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