まさかのユニバース化
過去作の本格的な伏線回収はじまる。「白石晃士のコワすぎ!ユニバース」とかホント最高すぎる。この熱いユニバースが世間にほとんど知られていないのが本当に惜しい。バカバカしくも愛おしいこのシリーズが世界に知れ渡りますように。
大ぶり展開、派手なホラー描写が増えてきた。シリーズ5作目にしてさらなる盛り上がりを見せる。異空間と繋がる扉、コワすぎ!1作目の呪物の謎、取り憑かれる市川、前作で死亡した先生のトラウマ...盛りだくさん。さらに、ストーリー本筋とはほぼ関係ない、仲がどんどん悪くなる工藤と市川の人間ドラマの作り込みも面白すぎる。余計な具材を足してさらに美味しくなる摩訶不思議な作品。
なにより、この低予算感でここまで世界観を拡張して入り組んだストーリー展開をしている事に作り手の映画愛を感じる。