大好きなポール・ダノ。いつも調子こいて酷い目にあいますが「プリズナーズ」もあんなにオススメされたのに、ポール・ダノが超酷い目に合う、という一点の理由で見に行かなかったほどw
(実際に「プリズナーズ」を見たら思ってたより全然大丈夫だったw)
今回は久々の主役!と思ったら超プックリ太っちゃって、エキセントリックなほどに音楽制作に没頭するブライアン・ウィルソンを好演。天才の自分でも歯止めがきかない探求心、溢れ出すアイデアに感心しながらも少し痛々しく見えてしまう。
歳のいったブライアンは「ペーパーボーイ」でおなじみ(?!)ジョン・キューザック。
ぶっちゃけ両者共に演技力には疑いがないため、ちょっと普段では考えられないほどジョンが可哀想で・・・性格と心の病の境は難しいけど、これほど大変な目に合うのに、あの精神科医、家政婦に対して「ベイビー」とか言ってるギャップwアメとムチ??
そこに現れるのがエリザベス・バンクスー!!
こんなまともな映画も普通の役として出るんだ・・・年代的に派手だけど、ジョンとはあってたと思います。
一人の人間が、自分の才能に一度ならず二度も邪魔が入り、負けてしまうものの、周囲の協力と、ほんの少し残った悲痛の叫びで助けを求め、人間同士の絆を得て乗り越える話。
あのビーチボーイズの歌を惜しげもなく映すのは予告以上の部分はなかったかな??
気になったのですが「God Only Knows」って「ラブ・アクチュアリー」で重要な使われ方してたから英国系の曲かと勝手に思ってた。
素敵だけど悲しい曲。即ダウンロード!!