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ギョのhideharuのレビュー・感想・評価

ギョ(2012年製作の映画)
2.7
2018.1.21 DVDを再見。
イギリスで本作のDVDを購入しましたが初めは何かの冗談かと思いました。

ホラー漫画の月刊誌「ハロウィン」を創刊号から読んでたので伊藤潤二はよく知っています。しかし購読を辞めた後も他誌などで活躍をしてたんですね。
彼の原作マンガが次々と映像化をされたのは自分がもうイギリスに来た後でしたから「富江」の映画化には驚きました。

そして本作「ギョ」は原作さえ知らなかったです。そして珍しくアニメ映画でしたのでチョッとは期待しました。彼のマンガは同じホラーでもかなり独創性があり実写映画よりもアニメの方が向いていると思っていたから。
このアニメがどこまで原作に近いのか自分には分かりませんが大量に出現する歩行魚は実写では無理でしょう。更にその歩行魚の中には巨大なサメや大タコまで含まれているしアニメにして正解だと思います。

とにかく発想自体がおかしいのでどんな展開になるのか想像もつきませんでしたが到着地点はそれほど面白くないというか収集が付かなくなって適当っぽい気がしました。
「ハロウィン」に連載してた頃は一応は少女マンガという前提だったので残酷ではあっても下品ではなかったと思いますが「ギョ」はスピリッツか何かに連載されたようで何か下品で意地の悪い描写も多いですね。笑える範囲なのでOKですけど。
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