ぶちょおファンク

バレット・オブ・ラヴのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2.5

連ドラ『ウエストワールド』で気になってたエヴァン・レイチェル・ウッド目当てでの鑑賞。

良い点
◯観る前の予想(昔のタランティーノのようなバイオレス・アクション系ロマンス)とは全然違った雰囲気の序盤、このあとどういう風に物語を転がして行くのか楽しみだった。
◯ルパート・グリント演じるポルノ男優を志すキャラの芸名“ボリス・ペッカー”には笑う…。
ちなみに元ネタはボリス・ベッカー、元テニスプレイヤーでグリントはベッカーに似てる。

気になる点
●“シカゴ・カブス”については『バック・トゥ・ザ・フューチャー 2』でも笑いのネタになってたけど、MLB好きじゃないと“殺害ビデオテープ”のタイトル“カブス1995年ワールドシリーズ”にはピンと来ない。
(カブスは“ビリー・ゴートの呪い”により1945年から2016年までワールドシリーズにすら進出できず、2016年(今作は2013年製作)、71年ぶりのW.S.で108年ぶりとなるワールドチャンピオンの栄冠を、そして呪いは完全に解かれた)
●マッツ・ミケルセン演じるマフィアの最期、血溜まりがハート形のようにも見えるのはたまたまか遊び心か…?


☆総評
多少のバイオレス描写はあったけど、喪失をきっかけに愛を見つける物語で予想外に面白く、満足度は高めということもありトータルスコアは良作・佳作の★3に!!!

この監督と脚本家、今作以降の目立った活躍はなく残念…。


2021年341本目(+短編20本)