こぅ

女体銃 ガン・ウーマン GUN WOMANのこぅのレビュー・感想・評価

4.6
約4年振り2回目(Blu-rayでは初)の鑑賞。

【カラテ・キル】(未見)の光武監督【復習
アクション】。

これはジャパニーズ・カルトと呼べる怪作。

浜崎(仲代達也)の息子(鎌田規昭)に妻を無惨に殺された医師(成田浬)がジャンキー女アユミ
(亜沙美)を買い、暗殺者に仕立て上げ、復讐を
決行する…。

女暗殺者による復讐劇、ニキータなど過去にも掃いて捨てるほどあるが、本作がタイトルの女体銃以上に【ぶっ飛んでいる】のは女暗殺者が【終始全裸】でミッションをこなす…なんて事だけでは無い。こんな復讐計画は前代未聞、世界一過酷⁈だと言えるのだ。
そのぶっ飛んだ計画に「んな、バカな」と突っ込みつつもどこか説得力が有り観入ってしまうのだ。コンパクトにテンポ良く纏めた脚本のお陰とインパクトのあるキャラのお陰だ。主演の【亜沙美】は特別美人では無いが、細くは無く程よい体型でハマリ役。中々にカッコ良い。低予算ながらグロシーンは結構リアルに造られていてビジュアルもスタイリッシュ。チープな音楽も耳に残るエンディングテーマ曲(ガン・ウーマン)もマッチしている。

「神は男よりも女を精巧につくったのだ。」


ラストのオチも決まる。
こぅ

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