本作のポスターを眺めていると【こっちもある意味アベンジャーズ】だよねぇと思います。
起承転までを始め20〜30分で表して、結論部分が残りの2時間を占めていた印象です。
話の起伏がなだらかで、何も起きないから退屈と受け止めるか?
それとも静かに事が進むから、いつか誰かの気持ちが爆発して大変なことになるのではってハラハラ感が良かったととるか?
評価が分かれる部分だと思います。
最後まで観終えた私の感想は【…それで?】です。
賞賛したいポイントはやっぱり女優陣と画です。
今まで綾瀬はるかさんのイメージは「ドジっ子」でしたが、しっかりし過ぎているが為に逆に心配になる長女って役もできるのかと驚きました。
中高生恋愛モノにおいて浴衣で花火、自転車で2ケツ、桜の樹の下なんて下手するとサブくなって観れたもんじゃありませんが、そこは是枝監督。
しっかりキメてくれました。
最後に言わせてください。
私は風呂場のカマドウマになりたい。