「どうせ
百円程度の女だから。」
プロレスゲームを本気でしている一子。一階ではお弁当屋さんを母親が営んでいます。一子はお弁当屋さんを手伝わず、自転車を盗んで漕ぎ出しました。
妹:二三子が離婚して帰り、1週間で二人は大喧嘩になりました。それをきっかけに一子は一人暮らしをすることにします。
しかし、一子は職もなく特技もありません。とりあえずアルバイトにコンビニへ面接に行きます。
不器用に生きてきた人の不器用な恋。平凡より下のキラキラしない恋なのに、なぜか引き寄せられて観てしまいます。
幸せって人それぞれで恋愛だって生き方だって人それぞれです。そんな中で平凡で地味でも良いですよね。自分らしく幸せならば。
この映画を観て、ボクシングをしたくなりました…いえ、一生懸命をしたくなりました。
評判の通りに安藤サクラさんの演技がすごいです。なりふり構わずの演技というか、女性を意識しない演技というか。
最近は美人でスクリーン映えする女優さんばかりだと思っていたので、こんな女優さんがいると邦画も楽しみになりますね。
「どうして私を?」
「断られないような気がした。」