あざらし

百円の恋のあざらしのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.0
「どうせ
百円程度の女だから。」

プロレスゲームを本気でしている一子。一階ではお弁当屋さんを母親が営んでいます。一子はお弁当屋さんを手伝わず、自転車を盗んで漕ぎ出しました。

妹:二三子が離婚して帰り、1週間で二人は大喧嘩になりました。それをきっかけに一子は一人暮らしをすることにします。

しかし、一子は職もなく特技もありません。とりあえずアルバイトにコンビニへ面接に行きます。

不器用に生きてきた人の不器用な恋。平凡より下のキラキラしない恋なのに、なぜか引き寄せられて観てしまいます。

幸せって人それぞれで恋愛だって生き方だって人それぞれです。そんな中で平凡で地味でも良いですよね。自分らしく幸せならば。

この映画を観て、ボクシングをしたくなりました…いえ、一生懸命をしたくなりました。

評判の通りに安藤サクラさんの演技がすごいです。なりふり構わずの演技というか、女性を意識しない演技というか。

最近は美人でスクリーン映えする女優さんばかりだと思っていたので、こんな女優さんがいると邦画も楽しみになりますね。

「どうして私を?」
「断られないような気がした。」
あざらし

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