はま

JOYのはまのレビュー・感想・評価

JOY(2015年製作の映画)
2.9
せっかく!面白いはずなのに!
スッキリしてるのに!全然スッキリしない!←

とにかくマイナス要素が大きすぎる。映画の中の浮き沈みの「沈み」が大きすぎる。
耐え忍んだのちのジョイ(喜び)、の「耐え忍び」が大きすぎる。

観ているときは、きっと最後は楽しい気持ちになるはずだと信じて観続けるけど、一向に楽しくならない。
周りから責められ、罵られ、バカにされ、それでも耐えて耐えて耐え続ける主人公をずーっと観ているだけ。
これが面白いかよー!胸糞悪いー!!

これを観終わって残ったのは「ジェニファー・ローレンスのかっこよさ」でしょうか。
もちろん最後には物語的にも決着がついてシガラミなし!って感じなんですけど、それは楽しいじゃなくて「当然やろ!今までの苦労からしたら足りんぐらいじゃ!」な感じです。
…まさかそれが狙いなのか……?

数々の特許製品を作り上げた女性のお話だけど、製品の話ではなく彼女の人間性を作り上げた時期の人間ドラマ。
とにかく周囲の人間のクズさがヤバい。
心から良い人だったと言えるのは親友のジャッキーだけだったよ… あとはもう見てるだけで腹がたつ。

逆に、よくもまぁあの環境でこんな良い人間が育ったよなぁと(笑) 強い人間になるのはなんとなく分かるけど←
なので、強い女性にジェニファー・ローレンスはピッタリ。ほんと見れば見るほど好きになる女優さんだなぁ。


ジェニファーの吹き替えというと『ハンガーゲーム』でのお奈々が一番大好きですが、ハスキーな地声も好きなので今回は字幕で…
と思ったらブラッドリー・クーパーの声がいつもの桐本拓哉さんだったので吹き替えにしました😚かっこいいなぁ

『世界にひとつのプレイブック』コンビ、もっと見たいから監督もっとキャスティングお願いします〜〜!
はま

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