金正恩を馬鹿にしすぎて北朝鮮からサイバー攻撃されたり公開中止に追いやられた傑作コメディ。金正恩が自分のトーク番組のファンと知り北朝鮮まで取材しに行くが、同時に暗殺計画を命じられる。
セスローゲンとエヴァンゴールドバーグのタッグ『ディスイズジエンド』から翌年でこんなキレキレな映画発表とか豪華すぎひん？
やっと観れて感動。しかも完璧な日本語字幕付けて頂いた。
日本では本作の公開熱望による署名もあったけど未だリリースされず。それもそのはず、日本からしたら北朝鮮問題は身近すぎて慎重にならないと危険なのだ。
だからどんなヤバイ映画なのだろうと長年想いを馳せていたけど、想像以上にいつも通りのセスローゲンとジェームズフランコでずっと爆笑してた。
まず初っ端のゲイエミネムで爆笑。
この冒頭からゲスト出演多数で盛大に無駄遣いしてくれる。
ジェームズフランコに会った金正恩の語彙力を失った限界オタク感が良い。
仲良くなった2人のハメ外しシーンが超好き。森にミサイル撃つの最高すぎ。
「なんやええ人やん！殺すのやめよ！」とジェームズは思って、観てる側も案外北朝鮮を友好的に描いてない？と思うわけだが、その後の展開はやっぱり北朝鮮だった。そしてとことん馬鹿にする。こりゃあご本人怒りますわ！
アメリカでは公開中止になりつつも一部で期間限定公開されてヒットしてる。何が凄いって公開中止になった劇場で代わりに公開したのがトレイ&マットの『チームアメリカ』で、どっちにせよ北朝鮮馬鹿にしてる映画でアメリカ最高。
