イライライジャ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのイライライジャのレビュー・感想・評価

3.5
前作は『エンドゲーム』への繋ぎとしか思えずMCU内でもワースト級だけど、今作は独立した造りで娯楽に振り切っててフェーズ5開幕に相応しい面白さ。

脚本のジェフ・ラブネスといえば『リック&モーティ』の脚本家でお馴染み。つまりめちゃくちゃ作風やノリや小難しさが『リック&モーティ』だった。前作の量子世界での世界観は無視して宇宙みたいな無限が広がる。ロマンはあるけどアントマンなのかと言われると微妙。ポール・ラッドがいろんな部族と出会う映画。

家族総出で巻き込まれたことによって親子愛、夫婦愛、家族愛がふんだんに盛り込まれてて個人的には好き。「待たせたな…!」なハンク・ピムかっこよい。
カーンと肉弾戦は笑ったし、そんな簡単に現実から時空開けられんのかよって笑った。

『ロキ』『ドクターストレンジMoM』も『リック&モーティ』の脚本家が担当してるけど本作の脚本家とは別人。
MCUは『リック&モーティ』の脚本家を起用するのは個人的にやめてほしい。(SF要素が複雑すぎるから)