まりぃくりすてぃ

滝を見にいくのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

滝を見にいく(2014年製作の映画)
2.2
くだらない。
大して面白くないけども、〈面白そうなフンイキ〉が持続したことは認める。

七人全員、最初から酩酊してるような言動。作り手たちが〈中高年女性〉というものをバカにしてるのは明らか。
沖田修一監督は、自分の母親を出演させても平気、といえる映画を作るべきでした。

山で遭難して翌日まで過ごすのに、排泄のこと一切なし。そこをちゃんとやれば?


【処方箋】
①案 じつはバス事故で最初に全員死んでた。すべては臨死の夢。(アンジェイ・ワイダ式)
②案 同調圧や陰湿さや稚さや慎み深さや集団発狂や団結協同といった日本人の危うい縮図をもっともっとやる (ヤン・ニェメツorウメズ・カズオ式)
③案 遊星からの物体に遭遇とか、ゾンビ化で大騒ぎとか (ジョン・カーペンターorジョージ・ロメロorウエダ・シンイチロウ式)
④案 不意に一人が反原発署名のお願いを始めたり、脱いでキスしたりして、若女子も一人ぐらいは登場させて随所でドキリとさせつつ笑いもとる (フカダ・コウジ式)
⑤案 爆発したように論理的な議論を突然して怒鳴り合う。人間同士のわかりあえなさが主題。ラストで美しい大型10㌧トラックがUターンついでに全員を轢殺 (ハマグチ・リュウスケ式)