まち

きみはいい子のまちのネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ようやく観れた、呉監督の新作

毎回、上手く言えない感情になるのですが、
とにかく、みんな幸せになって欲しい

キャスティングに感服させられた。
前作でどん底にいた池脇さんは、とても素敵な母親になっていたし、
哀しいかな、尾野さんはあんな母親が似合う
高良くんの、あの新米な軽率な雰囲気出すのとっても上手やなぁ〜という感じ。


ここで泣け!泣け!っていう涙誘いのカットより、映画全体を見て自分の中の感情が動いて泣くことのできるのが、この作品。
尾野さん演じる母親のトイレのシーンと、
児童への質問シーン、
最後の、桜のモンタージュで涙が溢れました。
観ながらよーく考えて理解できた時、気持ちよさと同時に物語の世界観が自分の中に入り込んで、作品にどんどんのめり込んでゆく。
派手なアクションはないけど、これが邦画のいいところで、テレビでは無くて、ちゃんと映画館で、集中して観て欲しい。


いまは目とこめかみが痛い
まち

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