このレビューはネタバレを含みます
原題:Nymphomaniac Vol.2
公開:2014年
▼▼▼物語のネタバレはありませんが撮影方法のネタバレはあります
初めに。「エヴァと私」みたいな勢いで「ニンフォマニアックと私」を語るのは危険なので、そのへん遠い御空に放り投げます。痛いの痛いの飛んでけ。
世には様々なタイプのニンフォマニア(色情症)が普通に暮らしています。あなたの隣にも、電柱の影にも、お惣菜コーナーにも、このFilmarksにも。その一つの形、物語としては面白かったけれど、前後編4時間はちょっと長かったかな。
つぎに。大切なことなので調べたら、
日本版ではボカシまくり行為シーンは、本国版ですべてクリアでした。
さらに。大切なことなので調べたら、
云わぬが花瓶に御水を差すかもしれませんが、行為シーンやスパンキングはすべてスタントダブル、ボディダブルでした。そりゃそっか。
主役で20代のジョーを演じたステイシー・マーティン、50代のジョーを演じたシャルロット・ゲンズブールともに「○行為はしない、○○○も見せない」と厳密な契約を結んだ、と語っています。
ただし、代役がポルノアクターだと機械的になる懸念があるため?無名の俳優同士の行為を撮影したり、精巧模型を使用して合成したのだそう。インディペンデント作品では主役同士が実際に~ってのもありますが、この映画は違った、と。物語より制作裏話のほうに面白みを感じます。
・
・
・
●オマケ(部屋と猥雑スパンキングと私)
昔は引っ越しが日常。オ店の空部屋、事務所、ウィークリーマンション、マンスリーマンション、寮、先輩と相部屋、先輩と彼氏と相部屋、先輩のパパと相部屋などなど年がら年中、転転としていて。
あるとき先輩Sさん(職業:女○様)と同居していた頃。
飼い猫が天井を見上げてキャキャキャと威嚇を。恐る恐る見上げてもなにもいない。気のせいか?気のせいだよね?と疑惑を振り払おうとSさんをを見ると、頭上の天井にそれはそれは御立派な黒光り「G」が
私「あ、あの、驚かないで落ちついてね」
S「なにっ?」
私「えっと、ゆっくりキッチンへ行きましょう」
S「なんで?怖いんだけど?」
私「とにかく天井だけは絶対見ないように…って、あんっ」
S「ぃぃいいやああッ(汚い高音)」
嗚呼…威厳もなにもかなぐり捨て玄関まで脱走する女○様。
S「どうにかして!バラ鞭あるでしょ!」
私「まだ鞭、そんな上手じゃないから」
まぐれで当たってバラバラに飛び散るのもヤだし…
やっと撃退スプレー発見。まだ天井に居る。警戒中か気づいていないか微動だにしない。一瞬が勝負。勝負は一瞬。スプレーを持つ手をじわじわと延ばす。
「目標をセンターに入れてスイッチ」
「目標をセンターに入れてスイッチ」
初弾噴射!と同時に、まさかまさか奴は羽を拡げて一直線にこっちへ!
それ反則((((○。○))))
私「ぃぃいいやああッ(汚い高音)」
スプレー第二弾噴射!かわされた?どこいった?視界ぐるんぐるん。のけぞった勢いでソファもろとも後方にひっくりかえる。ドガシャーン。衝撃でうずくまる。
S「どうしたのー?倒せたー?」
私「(放心状態)」
結局そのあと微かな音を聴き分け居場所を探りだし。幸いスプレーで致命傷を与えていたらしく弱弱しい奴を発見。退治に2時間かかった。
S「鞭、いざというとき使えないね」
私「そういう問題じゃあないような」
もう想い出しただけで疲れた。
●いちお
Filmarksは未成年の純朴なユーザーさんもいらっしゃるので表現をマイルドに修正しました。危険危険。