このレビューはネタバレを含みます
4回目の鑑賞。
数年おきに何度でも観たくなる映画。
観るたびに受け取るメッセージだったり、感じることが変わっていく。
それは時とともに社会と自分がどんどん変化していってるからだろう。
前回観た時はただただデニーロがかっこよくて「こんなイケオジに自分もなりたい!」と思い、常にハンカチを持ち歩くようになった。
今回はアンハサウェイに感情移入の比重がいった。
仕事、家族、人間関係。
目まぐるしく過ぎていく日々の中で、次々と降りかかる問題。
それにどうやって向き合い、どうやって解決していくのか。
まったくもって他人事とは思えなかった。
忙しいと感じることが多くなった現代の社会生活。
たまにはスマホを閉じて、本当に大切なモノと向き合う時間を確保することも大事だなあ〜と、そんなことを思った。
それにしても、デニーロとアンハサウェイが飛行機で談笑するシーンは何度観ても良い。
その時だけはふたりが役であることを忘れ、名優デニーロ、アンハサウェイであることすらも忘れ、本当の友達としてただただ楽しいひと時を過ごしているように見え、感動的であった。