ねじりん棒の作品情報・感想・評価・動画配信

「ねじりん棒」に投稿された感想・評価

6人の監督達が“エロス”をテーマに描いた6つの愛のドラマ「ラブ・コレクション」シリーズのひとつでブラック・コメディ。タクシードライバーの井村(斎藤歩)が散髪屋で自慢話をはじめるのだが、その内容が馬鹿馬鹿しく、取り立てて面白いというわけでもなく、ずるずると流れていく。「ラブ・コレクション」シリーズの中では一番陽気で完全にコメディなのだが、ほとんど落語を聞いているかのような絶妙なシュール感が笑えるようで笑えないのが残念だ。物語の途中で散髪屋に客(嶋田久作)が来るのだが、まったくその存在に意味はなく、ちょっとした場つなぎにもなっていないのも不思議だ。またこのシリーズは女性が主人公で、一応は美咲(夏生ゆうな)がそれにあたるが、どう見ても井村が主人公になっているのも中途半端だ。
最終的なオチもありがちな感じでそれほど驚かされることはなかった。
【36-260】《ラブコレクション》シリーズ、五本目。
このシリーズの中でもかなりの異色作と云えるでしょうが、こういう展開は個人的に大好物でした。
登場人物は六人、舞台もほぼ三个所(+タクシー)のみと云う制約は、予算の都合もあるんでしょうが、今回はいい方向に作用していたように思います。