地下からきました

レヴェナント:蘇えりし者の地下からきましたのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

開拓時代の過酷な状況下、フィッツジェラルドのような卑怯な生き方も悪いとは思わない。ブリッジャーや隊長など優しさを持っている人物の方がこの時代では危うい生き方と言える。

瀕死でも復讐のため生き抜こうとするグラスとそれを見下ろす大自然の対比の迫力。
撮影の厳しさがそのまま役者の演技に重ねられて、より一層の緊迫感を感じる。
余計な台詞がなく、画で魅せている。

カメラに吐息がかかって曇ったり、血しぶきがかかったりすることでこの映画の生命力を感じた。
正に生きる映画、サバイバル。