あざらし

パージ:アナーキーのあざらしのレビュー・感想・評価

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)
3.4
「血を流せセレブども。」

犯罪を少なくするために政府は息抜きとして12時間、殺人や犯罪をしても問わないという法律を作りました。

しかし、それは表向きで銃も買えない貧困層を一掃し、政府の支出を少なくするのが目的だとも言われていました。

エヴァはレストランで給仕をしています。今日はあと2時間半でパージが始まります。でも、彼女は父親の薬代のために給料を上げてもらうことを考えていました。

一方、スーパーの駐車場にいる夫婦は、パージに参加する不気味な軍団と軽く接触があります。

12時間、殺人を含む全ての犯罪がし放題の夜:パージの第二弾です。とても刺激的な設定で第一弾が大人気でしたのですぐに出来たパート2でした。

第一弾はとある一軒家が中心でしたが、今回は街全体のパージの様子がところどころに見せられるので、恐怖は一より刺激的です。

わざと車を故障させられ命を狙われる夫婦、病気により殉教者となり命を捧げる老人、ただ人殺しを楽しむ集団…

「…人間狩りだ。」
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